長野県のリフォーム設計事務所【スペースイン】タイトル

■スペースインの住宅へのこだわり その3

明かりを考える家づくり
建物を造るとき、何が大切だと考えますか?。導線、外観、構造、設備・・・?。 大切なことは、沢山ありますが、中でも、軽視されがちなのが、明かりのコーディネートです。「照明器具は、あとで決めれば」という言葉のように、照明器具や、配灯計画は、後回しにされてしまいます。しかし明かりは、住環境を構成する要素として、とても大切な意味を持っているのです。人の暮らしにも、とても密接に関わりをもっています。
光源の種類で見え方が変化
光は、人の目に入って明るさと色の感覚を生じさせます。太陽という自然光や、電球や蛍光灯などの人工光を、光源といいますが、光源の種類で色の見え方が変わります。よく洋服を選んで買ってきた時、外に出ると、「こんな色の服を買ったのかな?」と思うことがあります。光源の種類による演色性の違いです。
場面に合わせた光源の種類
照明器具を考える時、暮らしのシーンに合わせて、電球を使うか、蛍光灯を使うか考えます。例えば食事のシーンでの明かりは、食卓をおいしそうに演出できる白熱灯系統を選び、家族の笑顔が集う場としての柔らかい明かりを作ります。飲食店の照明を参考にして見ましょう。ゆっくりと食事を楽しむレストランと、慌しく食事をしなければならない店では、光源の種類が違うはずです。

照明は健康にも影響が

明かりを考えるとき、もう一つ大切なことがあります。私たちの体の中(脳)には体内時計があり、約25時間周期で、睡眠と目覚めを繰り返すリズムがあります。サーカディアンリズム(ラテン語で、およそ1日)と呼ぶのですが、地球の自転周期とは、約1時間ずれています。このリズムを補正してくれるのが、太陽の光です。太陽の光のよってリズムがリセットされ、睡眠、体温のリズムも二十四時間に対応できるのです。時差ぼけも、光で直るわけです。しかし同時に、生態リズムは夜の明るい光などの刺激でも簡単に狂ってしまうものです。就寝前の明るすぎる照明は体が緊張しゆっくり休めなかったりします。照明器具一つで、健康にも影響が出るとしたら、選び方の重要性を感じるのではないでしょうか?

光のコーディネートで部屋のイメージが変わる
空間の演出をするのに、どのような照明を選んだらよいのか、よく質問されます。基本的には照明器具を選ぶのは、光のコーディネートをすることです。例えば十畳用の照明器具を選ぶ際、天井に十畳用の照明器具をつけるのと、同じ部屋でも、間接的な照明器具などをいくつか使い、部屋の中に陰影を作るかによって、部屋のイメージは随分異ます。一方は平面的な部屋に、もう一方は、立体感のあるムーディーな部屋になります。
住む人を知って照明器具を選びたい
リラックスできる明かり、子供が勉強する明かり、家族が集う明かり。いろいろな明かりがあり、照明器具を選ぶことが、大切だということは、ご理解いただけたでしょうか?。
家族の人となりや、背景も関係なく、予算だけの照明器具選びをされるところも多いでしょう。しかし、そこに住む人を知らずに、照明器具を選ぶのは私には苦痛です。

ひとこと
同じ部屋でも照明によって雰囲気が変わることは誰でも知っている。でもどんな雰囲気にしたいのかは、明確なイメージは作りにくい。専門家に相談か。